Friday, 3 February 2017

「HUAWEI Mate 9」をレビュー

国内販売されてから気になっていたHUAWEI Mate 9を購入したのでレビューしていきます。


外装もなかなか豪華、開封するとすぐに本体がお出迎えてくれます。おしゃれですね。
そして私はHUAWEIのスマートフォンはこれが初購入となります。

付属品がアイコンで表示されているのは面白いですね、未来感があります。

事前に知っていたのですが本体用のケースが同梱されています。本体には初めから保護フィルム(配送時の傷防止用らしいです)も貼ってあるので言ってしまえば本体さえ買えば他にアクセサリーを買い足す必要はないわけです。
保護フィルムに関してはかなりの精度で貼り付けられているので拘りがなければ外すのはもったいないかも。

美しいメタルボディ、惚れ惚れしますね。
指紋認証部分はNexus 6Pに近いです。Leica認定デュアルレンズカメラも存在感があります。

HUAWEI Mate 9は、後述する高性能CPUや5.9インチディスプレー、第2世代Leicaコラボダブルレンズカメラなどなど、たくさんの魅力を含んだ機種です。

処理能力

スマートフォンの動作に直接的に関わるCPUにはオクタコアCPU「Kirin 960」を搭載します。
オクタコアなのでもちろん8個のコアがあるのですが、Cortex-A73ベースの高性能4コアは2.4GHz、省電力向けのCortex-A53ベースの4コアは1.8GHzで動作するので重い処理をこなしつつバッテリーにも優しい仕様です。
Kirin 960ではGPUにMail-G71を採用。
Kirin 960, Cortex-A73, Mail-G71は全て世界初採用とります。

実際に利用してみると、通常利用はもちろんほとんどのゲームが面白いほどサクサク動きます。
重いことで有名なFateGOもかなり快適に動きます。HTC 10(Snapdragon 820)より快適でした。
ただし、一部の3Dベンチマークなどが異常なカクツキを見せるので、おそらくアプリ側との相性が悪いものだとそのようなことが起きるのかもしれません。この点で言うとSnapdragonに軍配が上がります。

圧巻の電池持ち。

フラグシップモデルで大容量バッテリーを搭載している、という製品は以外と少ないですが、 Mate 9は4000mAhの大容量バッテリー+HUAWEI独自の充電技術で他社フラグシップと比較してもずば抜けてバッテリー持ちがいいと聞いていました。
そして実際に利用してみたのですが本当に感動するほど電池が持ちます。
一日一回はスマホを外で充電する生活でしたがこのMate 9ならバッテリー切れの不安も少なそうです。まさに圧巻・・・!

朝から利用してこの電池持ち。私の使い方でここまで電池が持ったスマホは初めてです。

カメラ性能

Leicaデュアルレンズカメラはきれいです。
カラーとモノクロのデュアル。これにより色はカラーカメラ、ディテールはモノクロカメラで捉え、より美しい絵を撮ることができるという事です。
暗い店内で撮影下がかなり明るく写っている
ウォーターマークが入ることでそれっぽく見えるのもなかなか良いです(笑)

少し気になるタッチ感度

ほぼほぼ欠点が無いように見えるMate 9ですが、タッチ感度がSamsungやHTCのハイエンドモデルと比較するとよろしくないように感じられます。
もちろん悪いわけでないのですが、比較してしまうと違いを感じてしまいますね。

LINEなどが届かない!?

Mate 9は優れた省電力機能を搭載しているのですが、バックグラウンドアプリを完全にキルしてしまうのでLINEやTwitterなどの通知が届かない事があります。
設定を変更すれば問題なく通知するのですが、設定を熟知していないユーザーは困ってしまいそうですね。

じゃじゃ馬だが満足度の高い一台

サイズ感や通知関連など、誰にでも進められる一台ではありませんが、慣れてしまえばバッテリー持ちやHUAWEI特有の多機能性で最高の相棒となってくれそうです。特にヘビーユーザー向けのスマホと言えそうです。
出荷時にAndroid 7.0を搭載している点も評価が高いですね。今後のアップデートはHUAWEI次第、となりますが人気の機種なので国内版も一回くらいのOSアップデートは見込めるのではないでしょうか。

購入

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