CyanogenModはAOSPをベースにカスタマイズを施したオープンソースファームウェアで、テーマエンジン、ステータスバー/ナビゲーションバーのカスタマイズ、通知LEDの詳細設定など役立つ機能が数多く含まれています。また、過去にはStagefrightの脆弱性など、Androidで見つかった深刻な脆弱性がNightlyビルドではその日のうちに修正されることが多く、ベンダーでは実現できない迅速なアップデートによって安全性も確保されています。
Zenfone 2 Laser
今回のCyanogenModの配信で、Zenfone 2 Laserについては、海外で販売されている5.5インチのZE551KL向けであるため、日本で販売されている5インチのZE500KLには導入できません。それぞれハードウェア的には全く異なる仕様であるため、他の開発者が新たに移植しない限りサポートされることはありません。6インチのZE601KLについては、日本でも海外でも同じモデルが販売されていますが、現時点ではサポートされていません。しかし、スピーカー以外は問題なく動作するようなので、今後サポートが追加される可能性はあります。
Zenfone Selfie
Zenfone Selfieについては、日本でも海外でも同じモデルのZD551KLが販売されているため、日本の大手家電量販店で買ってきたものであってもすぐにCyanogenModを導入することができます。Zenfone Zoom
Zenfone Zoomについては、現在販売されているZX551MLは全く異なる仕様であるため、サポートされません。しかし、カーネルソースにZX551KLというSnapdragon 615/616搭載の未発表モデルのサポートが含まれているため、そちらのモデルに導入するのであれば動作するだろうと開発者は考えているようです。配信機種
新たに配信が開始されたのは以下の機種です。順次ダウンロードが可能な状態になります。関連記事
- Android 6.0.1がNexusデバイスやAndroid Oneに配信開始、Unicode 8.0の絵文字サポートやタブレットUIを一部変更
- CyanogenMod 13を導入する際に推奨されるGApps
- CyanogenModでrootアクセスを有効にする方法
No comments:
Post a Comment